業界に新たな選択肢を ー 株式会社Saitekiの歩みとビジョン
株式会社saitekiは、エンジニアが正当に評価され、成長できる環境を目指し、SES業界の課題に挑んでいます。スキルアップを支援する仕組みや、公正な評価制度を整え、努力が報われる業界づくりに取り組んでいます。
本記事では、代表取締役の戸塚氏に、起業の経緯や事業の特色、業界への想い、そして未来の展望についてお話を伺いました。
ー起業の経緯ー
戸塚氏は大学生の頃から起業を志し、まずは営業経験を積むことを決意。大学時代には4年間の飛び込み営業を経験した後、証券会社に新卒で入社し、その後、日本M&AセンターでSES業界のM&A仲介に4年間携わり、業界のビジネスモデルや構造的な課題を深く理解するようになりました。そして、業界全体の仕組みに根付く課題に気づきました。
戸塚氏:「M&A仲介に取り組む中でこの業界の課題を深く知り、特にエンジニアが適正な給与を得られない環境に大きな問題を感じました。この状況を変えるためには、エンジニアがより良い環境で働けるように、この問題を解消する会社を作りたいと思ったのがきっかけです。」
起業を決意したのは、身内の不幸を経験して人生の時間は限られていることを実感したことがきっかけでした。迷うことなく、起業の意志を固め、独立。
2024年、戸塚氏は株式会社Saitekiを創業し、業界の課題解決に取り組んでいます。
ー会社の特色ー
Saitekiは、エンジニアのキャリア育成に力を入れ、成長を可視化できる仕組みを整えています。設立からまもなく1年を迎え、まだ特色を確立している最中ですが、スキルアップを支援する環境を整備しています。
戸塚氏:「エンジニアが今どのレベルであり、次に何をすべきかを明確にすることで、成長を実感できる環境を作りたいと考えています。」
エンジニア自身が記入する評価シートを活用し、現場の確認を得ながら、客観的な評価とキャリアアップの機会を提供しています。営業についても、個人の成果がしっかりと給与に反映される会社を目指し、努力が正当に報われる仕組みを整えています。
-苦労したエピソード-
会社の立ち上げ当初、最も苦労したのは仲間集めでした。創業初期の仲間集めにはこだわっており、結果として自分の稼働量が増えてしまったことが大変だったと振り返ります。
戸塚氏:「仲間にしたい人は大体、うまくいっている人が多く口説くのにも時間がかかります。結果として自分一人で作業を進めることが多く、その負担が大きかったです。いまはプロダクト作りに協力してくれる優秀なエンジニアが見つかり少しずつ会社としてやりたいことが形になっていることを実感しています。」
個人の貯金をすべて会社に投入し、生活面でもかなり節約した時期があり、そのため、資金を工面するためにあらゆるものを売ることもあったそうです。
ー将来の展望ー
株式会社Saitekiは、この業界の課題を解決し、より良い環境を作るためのプロダクト開発を進めています。営業支援ツールやその他のサービスを順次リリース予定です。
戸塚氏:「エンジニアが適正に評価され、企業とのミスマッチが減る仕組みを作ることで、業界全体を良くしていきたいと考えています。」
さらに、戸塚氏は前職で培ったM&Aのノウハウを活かして、業界の構造改革を進め、業界全体をより健全で成長できる環境に変えていくため、プロダクト開発を進め、業界に新たな価値を提供し続ける目標を掲げています。
ー業界へのメッセージー
最後に、戸塚氏から業界の皆さんへのメッセージです。
戸塚氏は、業界を良くするために人生を捧げる覚悟を持っています。
戸塚氏:「業界を良くするために、人生を捧げたいと考えています。成長し続けるIT産業において日本が勝てる環境を作るために、この業界に30年を捧げる覚悟で取り組んでいきます。業界を変えるにはそれくらいの時間と努力が必要だと感じています。」
業界全体の発展とエンジニアの成長を支援し、共に未来を築くことを目指す株式会社Saiteki。そこには、業界をより良くしたいという強い想いと、戸塚氏の情熱が込められています。
▼株式会社Saitekiのホームぺージはこちら▼
https://saitekiinc.com/