業界ではフリーランスエンジニアの方々にご協力いただく機会が、ここ数年で本当に多くなっています。フリーランスエンジニアにご協力いただく際のフォローや契約時の注意点などを、今回はディスカッションいたしました。
フリーランスエンジニア フォロー面
・月1回のランチやコミュニケーション手段の重視
コミュニケーションはビジネスにおいて非常に重要です。定期的な対面やオフラインの交流は信頼構築に役立ちます。
・フリーランス集客媒体が増えている
他社への流出を防ぐ。流出を心掛ける姿勢は理解できますが、ただ業界トレンド的に増加傾向であり、より各社の工夫が大切ではないでしょうか。
・個人情報や生活様式の把握
パーソナライズされたアプローチは信頼を築く手助けになりますが、ただ、プライバシーには十分な注意が必要です。
・業務内容と希望業務の一致
プロジェクトの進捗管理と希望業務の一致に配慮することで、モチベーションの向上が期待できる。
・信頼性と営業トラブル回避
信頼性は不可欠です。営業との調整が円滑であることも強調されますね。
・インボイス制度への理解促進
支払いや契約に関する透明性は信頼を深めます。インボイス制度についての理解がもらえるよう努める。
・クライアントへ紹介前の人柄把握
SESは人と人との関係といっても過言ではないです。紹介前に相手のニーズや性格を理解することは成功の鍵であり必要不可欠ではないでしょうか。
・案件参画後の報告書提出の確認
プロジェクトの進捗や成果を確認することで、トラブルの未然防止やクオリティの向上が期待できます。
・ミッションの認識と課題解決への促進
プロジェクトの目的や課題を理解し、それに向けて共に努力する姿勢は価値を提供する手段だと感じます。
契約時の注意点
・内税、外税の確認
契約金額について、税金関連のルールは、法令順守のためにも確認が重要ですね。フリーランスの方の場合、適格請求書発行事業者番号の取得によって変わってきますので、必須確認事項となるのではないでしょうか。
・インボイス制度の確認
適格請求書発行事業者番号の取得をしているかの確認は現在は必須となりますね。取得していない方と取引できない企業も最近は存在するのではないでしょうか。
・覚書の取り交わし
契約の条件や取引ルールを文書化したものを準備し、トラブル時に見返せるようにしておくことも重要です。具体的な条件や商流に関する事項を記載しておくのも良いでしょう。
・緊急連絡先の確保
災害や緊急事態に備えて、連絡手段を確保しておくことが重要です。
・直契約フリーランス
プライベートを知っている方と契約を行うのが、人柄など理解があり良いという意見もありました。ビジネスとプライベートの境界を明確にし、プロフェッショナリズムを保つよう心がけることが大切ですね。
・第三者への連絡先取得
フリーランス本人に連絡が取れない場合のため、緊急時の代替手段を確保すること。
・BPフリーランスの取引
ビジネスパートナーや営業との信頼関係を築くことで、円滑な連絡と問題解決が期待できます。
・面談前の確認
過去の案件終了理由やスキルシートの内容から、フリーランスの信頼性や適合度を判断することが重要です。
・20代経験浅めなフリーランスへの注意
経験が浅い場合は、サポートが必要なケースがあります。期待値を明確に伝え、コミュニケーションを大切にしましょう。
・書面での取り交わし
条件面や支払い条件は文書で確認することで、後々のトラブルを防ぐことができます。
・固定精算の場合
細かい条件を取り交わすことで、稼働が低い場合の調整が円滑に行えます。
・契約期間とプロジェクト期間
契約期間やプロジェクト期間が長期の場合、期間中の調整や変更に対する柔軟な対応を確認しておくことが重要となる。
・トラブル発生時の対応
トラブル時には、事前にルールや対応方針を共有し、円滑な解決に向けて努めることが大切。
・トラブルから法的手続きまで進んだ場合
法的手続きが必要な場合、適切な法的アドバイスを受けながら進めることが賢明となります。弁護士にも色々と意見を求めるのが安全ではないでしょうか。
・事前調査
フリーランスの方の調査を必ずしているという企業もありました。あくまで独自観点での調査とはなりますが、信頼性の確認に役立つはずです。
フリーランスエンジニアと契約して良かった出来事
・友達の紹介
フリーランスエンジニアが友達を紹介してくれ、追加のアサインが確定した。友情に基づく信頼は、ビジネスにおいても大きなアドバンテージとなります。
・過去のお客様紹介
過去に参画したお客様を紹介いただけた。エンジニアの実績と信頼を示すものです。よい対応が企業側にあったからこその賜物です。
・自社の正社員へ切り替え
フリーランスから自社の正社員への切り替えは、エンジニアが提供する価値が高く、信頼性があり、組織にとって有益であるという確信の表れではないでしょうか。
・優先的な動き
フリーランスエンジニアが自分を優先して動いてくれたことは、自信へのコミットメントと専念を示しています。担当も必ず応えるという効果が発動しますね。
・取引先での重要なポジションの担当
フリーランスエンジニアがコアな取引先の情報システム(情シス)に参画し、重要なポジションを担うまで頑張ってくれたお陰で、取引先との信頼関係を築く助けになりました。