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エンジニアが対応するオンライン打ち合わせの工夫や施策

SESの業務において、エンジニアを交えたオンライン打ち合わせの機会は多く発生します。プロジェクトへの割り当てを決めるため、プロジェクト責任者がエンジニアのスキルや人柄を確認したり、エンジニアが自分の能力をアピールしたりする場となっています。オンライン会議ツールの事前準備、接続テストやネットワーク環境、事前確認の徹底クライアント企業によってさまざまなオンライン会議ツールが活用されているため、事前に接続テストやネットワーク環境に問題がないかなどを確認しておき、打ち合わせ時のトラブルを回避するよう徹底しているという声が非常に多かったです。IT業界のエンジニアとして、オンラインツールを使いこなせるのは最低限のことだというのが各社共通の意識でした。緊急連絡先の確認ついオンライン会議の参加URLの発行だけで済ましてしまいがちですが、万一のために緊急連絡先を事前に確認しておくという声も多かったです。その方が相手にも良い印象を与えられるのではないでしょうか。カメラ機能の活用と工夫リモートワークを導入する企業が増えており、オフィスだけでなく自宅などの社外でオンライン打ち合わせをするケースが発生しています。まず、顔出しを求める声が多く、クライアント企業との打ち合わせを前に服装などを事前確認する企業もありました。さらにカメラに写り込む背景について指示・助言することもあり、白い壁や本棚(背表紙に技術書が少し見えるようにするなど)を背にする、仮想背景はPCの処理が重くなるので使わないなどの意見も挙がりました。カフェや喫茶店など不特定多数の人が出入りをする場所はセキュリティリスクを伴うため、オンライン打ち合わせをしないという指摘もありました。少し変わったところでは、女性エンジニアには印象を良くするためのメイクを助言するという施策もありました。スキルシートの画面共有についてエンジニアのスキルシートを画面共有する方法については意見が分かれました。エンジニア自身が画面共有して説明するパターンと、同席している営業担当が代わりに画面共有し、エンジニアが説明するパターンです。また、参加者にスキルシートを事前に共有しておき、各自の手元で参照してもらいながら、オンライン打ち合わせの画面上では表情や印象を見てもらうようにしているという方法もありました。どれが正しいというのはありませんが、時々で工夫して対応を変えてみるのもいいのではないでしょうか。その他のさまざまな知恵や工夫その他にも、打ち合わせ冒頭の雑談は営業担当が仕切り役を率先する、オンライン打ち合わせの練習風景を録画して後で確認しながらエンジニアと対策を練る、話し手以外はマイクを消音にする、打ち合わせ中も自社内のチャットツールで支援するなど、さまざまな内容がありました。IT業界であるが故に、オンライン活用はますます増えていくでしょう。より便利で印象が伝わりやすいオンライン打ち合わせツールが出てきたとしても、各自・各社の工夫や施策が今後も欠かせないのではないでしょうか。

2022-01-18 09:23
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エンジニアのキャリアデザインについて共に対応できることは?

SES業界において、キャリアデザインをエンジニアと共に考え、成長を促すことは、人材不足が叫ばれる昨今では、必要不可欠な取り組みになっている。若手だけでなく、中堅やベテランも含めて考慮していくことは、企業成長のカギとなっているという点も、業界の皆が共通して認識しているでしょう。・エンジニア自身の目標管理の実施エンジニア自身の目標管理を行う方法として、5カ年計画を実施しているという声がありました。会社がキャリアプランシートやガイドラインを用意し、エンジニア自身が作成できるようにしており、経済産業省が策定したIT人材のスキル体系「ITスキル標準」(ITSS)をベースにしているとのことでした。エンジニア本人が目指しているレベルがどこなのか、また会社がどこまで求めているのかをすり合わせし、5カ年計画に落とし込んでいるようです。大手企業ではITSSを参考にエンジニアのアサインを決めるケースが増えてきていますので、SES業界でも、ITSSを参考にした指標などがあってもいいのではないでしょうか。・社長がエンジニア全員と面談し、共にキャリアデザインを検討中小企業が多いSES業界だからこそ、社長自身が動いている会社は珍しくありません。社長自らが、エンジニアと面談し、キャリアデザインを共に検討しているとのことですが、社長自身の想いを伝えるというのは非常に有効な方法だと思います。・案件単価をエンジニア自身に公開し、現実を共に受け止めキャリアを考慮エンジニア本人のやりたいことや、やれることのギャップに気付いたり、一緒にキャリアを考えるきっかけ作りになるでしょう。また、退職や士気低下の防止にも効果があるのでないかという意見もありました。また会社がどうすればもうかるのかを考えさせたり、会社の仕組みや組織の考えを浸透させたりするのにもいいのではないでしょうか。ただ一方では、案件単価を公開することでマイナスになることもあるのではないかという意見もありました。案件単価を公開することで、自分への実入りが少ないと感じてしまうのではないかということです。エンジニア第一主義となっている業界内では、賃金の上昇は歯止めが効かない状態であり、さらなる賃金アップを求めて、最悪は転職につながることもあり得そうです。・若手エンジニアのキャリアデザイン若手エンジニアは特に迷走してしまうことが多いため、会社がキャリアの選択肢を提示し、その中で資格取得などを盛り込むというケースもありました。また、面談・勉強会・イベントなどで目標となる先輩エンジニアとの接点が多くなるよう工夫しているなど、とても大切なことではないかと思います。その他では、キャリアプラン形成と併せて副業支援、確定申告支援などを提供する企業もありました。各社の副業規定にもよりますが、エンジニア自身がキャリアアップできるものだと確かに良い取り組みになります。キャリアデザインというキーワードでは、1on1で詳細にキャリアプランを聞き取ったり、ビジネススキルを磨くために顧客折衝や交渉スキルなどを営業担当と一緒に学んでもらったり、エンジニアにクラウドなどの特定の技術を学んでもらう機会を設けたりなど、各社で工夫しながらさまざまなことに実践している様子がうかがえました。

2022-12-01 09:30
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エンジニア常駐先との初顔合わせで注意すべき点

「クライアント担当者とエンジニアとの打ち合わせ(初顔合わせ)時の注意点」として、各自が心掛けていることや過去の経験談などを聞いてみました。常駐先の企業担当者と派遣側のエンジニアが初めて打ち合わせをする際には、営業担当者が付き添うケースがほとんどです。そのときの注意点についてまとめたのが次の通りです。既に取引があり内容が分かっているクライアント企業の場合、早めに現地近辺でエンジニアと待ち合わせ、事前に打ち合わせをする。既に分かっている業務内容と過去にヒアリングした事項を共有し、対策を練るエンジニアの短所などを事前に常駐先へ伝え、ある程度を許容してもらえるよう交渉するエンジニア自身の得意領域を確認して打ち合わせ時にアピールできるようシミュレーションし、実際の打ち合わせに備える常駐先との打ち合わせ時に営業担当者はあえて会話に入らず、司会進行役に徹するよう心掛けている。そうすることでエンジニアが主役になれるようにする打ち合わせの空気に飲まれないよう、エンジニアには定期的に業務やスキルを自己分析させ、自分の言葉で話せるように準備しておく業務以外の質問内容(残業時間や規制事項、職場の雰囲気など)を事前に洗い出し、エンジニアからではなく営業担当者から問い掛けるにようしている打ち合わせ時には、エンジニアに必要以外のことを言わないよう徹底させているコミュニケーションツールを活用して自社内とリアルタイムに情報共有し、フォローアップとしてどのような過去事例があるかを確認できるようにしている打ち合わせが終わってからクライアント担当者にそのまま率直な意見を教えてもらえるようにしている。営業担当者としても感じたことを嘘偽りなく伝えるように心掛けているテレビ会議などを使って事前打ち合わせを行い、対面時に少しでも距離が縮まるようにしているその他にも、対象のエンジニアが厳しいという判断となったときのことを考慮し、代替のエンジニアをすぐに紹介できるように準備しておくなどの意見もありました。ただ人材不足と言われる昨今では、代替エンジニアを準備するのはなかなか難しい部分もあるので、前述の通り、ある程度を許容してもらうべきという声も出ていました。時代に流れなのか、コミュニケーションツールを活用した現場とのリアルタイムな状況把握は画期的ですが、まだなかなか実践している企業は少ない様子でした。ただ、こうしたデータを蓄積していくことで、人工知能(AI)を用いた自動判別の仕組みも出てくるのではないかと議論が盛り上がりました。必ずしも良い打ち合わせになるわけではない中で、どれだけ事前準備が大切かという点を再認識できたのではないでしょうか。

2019-02-26 09:30
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エンジニアの労務管理

自社の従業員はもちろんのこと、パートナー企業の従業員やフリーランスエンジニアの勤怠管理や稼働対策について、企業の方針はどのように設けられているのか、営業担当者として心掛けていることはあるかなどを議論しました。さまざまな意見が出ましたが、主だったものをまとめると次のようになります。持病(花粉症なども含めて)は事前にクライアント企業へ伝えておき理解を求めておく採用時に事前面談を行い、あまり干渉されたくない人や信頼関係が築けないと感じる人については、採用しない方針を立てている(パートナー企業の社員に対しても同じ対応)万一のトラブル対策として、パートナー企業の社員でも緊急連絡先を知らせておいてもらう勤怠不良が続くようなら評価に反映されることを本人に伝え、改善指導と管理を徹底する勤務面で何かしらの問題がある際は、パートナー企業の社員であっても必ず本人に会って直接聞き込む。改善が難しいようであれば早い段階で代替の要員を模索する一定期間において勤怠面がしっかりとしていれば昇給するなど、未然防止策を備える稼働内容を毎週チェックして問題点を早期発見することで、クライアント企業から意見やクレームをもらう前に対処する(営業的にはその分の工数がかかってしまう)営業職である限り、フットワークを意識してエンジニアの管理を徹底することで印象付けを重視し、細かい事柄や悩みなどを常に相談されるよう心掛ける出退勤の時間を常時確認して管理を徹底。長時間の稼働傾向などを分析しておく休日を一緒に過ごす(レクリエーションやイベントなどを企画)など、悩みを打ち明けてもらいやすい関係性を築くよう意識するその他にも、「当事者から正直に話してもらえるとは限らない」という意見もあり、営業担当者の代わりに現場のエンジニアに聞き込みをしてもらうという提案がありました。皆さん、いろいろと工夫をして、より良い環境作りを心掛けているのだという印象を受けました。

2018-11-08 09:30

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若手エンジニアのキャリアプラン形成における工夫点

「新卒or若手エンジニアのキャリアプラン形成における工夫点」~自社の採用方針を把握していない場合は営業として現場アサイン先を決める際に注意していることフォローアップ方法など~ビジネスサロンのテーマとし、ディスカッションいたしました。◆キャリアプラン:新卒採用基準を設定。目指したい方向がある人を重視。◆キャリア形成:キャリアマップを作成。情報提供を重視。◆キャリアパス工夫:学習ツール導入、自発的な勉強会を促進。先輩の成功事例を共有。ヒアリングを通じて希望を導く。技術教育と一般常識研修を重視。◆アサイン先:志向に合わせ、サポート体制のある現場に配置。単独参画はフォローが難しく、社内体制がある現場が育成に効果的。◆フォロー体制:エンジニアのフォローチームを結成し、定期的な交流を実施。信頼関係を構築。個別のニーズに合わせたフォローアップが必要。年代別の交流も効果的。近い年齢の先輩がフォローし、将来の選択肢を考慮。◆フォロー方法:会社と営業の両面からのフォロー。研修やカリキュラムで業務方向性を示し、1on1で将来の方向性を提示。◆未経験者支援:開発プロジェクト参加の成功事例を示す。オフライン企画を検討。

2024-09-24 09:30
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エンジニアのキャリアデザインについて共に対応できることは?

SES業界において、キャリアデザインをエンジニアと共に考え、成長を促すことは、人材不足が叫ばれる昨今では、必要不可欠な取り組みになっている。若手だけでなく、中堅やベテランも含めて考慮していくことは、企業成長のカギとなっているという点も、業界の皆が共通して認識しているでしょう。・エンジニア自身の目標管理の実施エンジニア自身の目標管理を行う方法として、5カ年計画を実施しているという声がありました。会社がキャリアプランシートやガイドラインを用意し、エンジニア自身が作成できるようにしており、経済産業省が策定したIT人材のスキル体系「ITスキル標準」(ITSS)をベースにしているとのことでした。エンジニア本人が目指しているレベルがどこなのか、また会社がどこまで求めているのかをすり合わせし、5カ年計画に落とし込んでいるようです。大手企業ではITSSを参考にエンジニアのアサインを決めるケースが増えてきていますので、SES業界でも、ITSSを参考にした指標などがあってもいいのではないでしょうか。・社長がエンジニア全員と面談し、共にキャリアデザインを検討中小企業が多いSES業界だからこそ、社長自身が動いている会社は珍しくありません。社長自らが、エンジニアと面談し、キャリアデザインを共に検討しているとのことですが、社長自身の想いを伝えるというのは非常に有効な方法だと思います。・案件単価をエンジニア自身に公開し、現実を共に受け止めキャリアを考慮エンジニア本人のやりたいことや、やれることのギャップに気付いたり、一緒にキャリアを考えるきっかけ作りになるでしょう。また、退職や士気低下の防止にも効果があるのでないかという意見もありました。また会社がどうすればもうかるのかを考えさせたり、会社の仕組みや組織の考えを浸透させたりするのにもいいのではないでしょうか。ただ一方では、案件単価を公開することでマイナスになることもあるのではないかという意見もありました。案件単価を公開することで、自分への実入りが少ないと感じてしまうのではないかということです。エンジニア第一主義となっている業界内では、賃金の上昇は歯止めが効かない状態であり、さらなる賃金アップを求めて、最悪は転職につながることもあり得そうです。・若手エンジニアのキャリアデザイン若手エンジニアは特に迷走してしまうことが多いため、会社がキャリアの選択肢を提示し、その中で資格取得などを盛り込むというケースもありました。また、面談・勉強会・イベントなどで目標となる先輩エンジニアとの接点が多くなるよう工夫しているなど、とても大切なことではないかと思います。その他では、キャリアプラン形成と併せて副業支援、確定申告支援などを提供する企業もありました。各社の副業規定にもよりますが、エンジニア自身がキャリアアップできるものだと確かに良い取り組みになります。キャリアデザインというキーワードでは、1on1で詳細にキャリアプランを聞き取ったり、ビジネススキルを磨くために顧客折衝や交渉スキルなどを営業担当と一緒に学んでもらったり、エンジニアにクラウドなどの特定の技術を学んでもらう機会を設けたりなど、各社で工夫しながらさまざまなことに実践している様子がうかがえました。

2022-12-01 09:30
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エンジニアが対応するオンライン打ち合わせの工夫や施策

SESの業務において、エンジニアを交えたオンライン打ち合わせの機会は多く発生します。プロジェクトへの割り当てを決めるため、プロジェクト責任者がエンジニアのスキルや人柄を確認したり、エンジニアが自分の能力をアピールしたりする場となっています。オンライン会議ツールの事前準備、接続テストやネットワーク環境、事前確認の徹底クライアント企業によってさまざまなオンライン会議ツールが活用されているため、事前に接続テストやネットワーク環境に問題がないかなどを確認しておき、打ち合わせ時のトラブルを回避するよう徹底しているという声が非常に多かったです。IT業界のエンジニアとして、オンラインツールを使いこなせるのは最低限のことだというのが各社共通の意識でした。緊急連絡先の確認ついオンライン会議の参加URLの発行だけで済ましてしまいがちですが、万一のために緊急連絡先を事前に確認しておくという声も多かったです。その方が相手にも良い印象を与えられるのではないでしょうか。カメラ機能の活用と工夫リモートワークを導入する企業が増えており、オフィスだけでなく自宅などの社外でオンライン打ち合わせをするケースが発生しています。まず、顔出しを求める声が多く、クライアント企業との打ち合わせを前に服装などを事前確認する企業もありました。さらにカメラに写り込む背景について指示・助言することもあり、白い壁や本棚(背表紙に技術書が少し見えるようにするなど)を背にする、仮想背景はPCの処理が重くなるので使わないなどの意見も挙がりました。カフェや喫茶店など不特定多数の人が出入りをする場所はセキュリティリスクを伴うため、オンライン打ち合わせをしないという指摘もありました。少し変わったところでは、女性エンジニアには印象を良くするためのメイクを助言するという施策もありました。スキルシートの画面共有についてエンジニアのスキルシートを画面共有する方法については意見が分かれました。エンジニア自身が画面共有して説明するパターンと、同席している営業担当が代わりに画面共有し、エンジニアが説明するパターンです。また、参加者にスキルシートを事前に共有しておき、各自の手元で参照してもらいながら、オンライン打ち合わせの画面上では表情や印象を見てもらうようにしているという方法もありました。どれが正しいというのはありませんが、時々で工夫して対応を変えてみるのもいいのではないでしょうか。その他のさまざまな知恵や工夫その他にも、打ち合わせ冒頭の雑談は営業担当が仕切り役を率先する、オンライン打ち合わせの練習風景を録画して後で確認しながらエンジニアと対策を練る、話し手以外はマイクを消音にする、打ち合わせ中も自社内のチャットツールで支援するなど、さまざまな内容がありました。IT業界であるが故に、オンライン活用はますます増えていくでしょう。より便利で印象が伝わりやすいオンライン打ち合わせツールが出てきたとしても、各自・各社の工夫や施策が今後も欠かせないのではないでしょうか。

2022-01-18 09:23
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エンジニア常駐先との初顔合わせで注意すべき点

「クライアント担当者とエンジニアとの打ち合わせ(初顔合わせ)時の注意点」として、各自が心掛けていることや過去の経験談などを聞いてみました。常駐先の企業担当者と派遣側のエンジニアが初めて打ち合わせをする際には、営業担当者が付き添うケースがほとんどです。そのときの注意点についてまとめたのが次の通りです。既に取引があり内容が分かっているクライアント企業の場合、早めに現地近辺でエンジニアと待ち合わせ、事前に打ち合わせをする。既に分かっている業務内容と過去にヒアリングした事項を共有し、対策を練るエンジニアの短所などを事前に常駐先へ伝え、ある程度を許容してもらえるよう交渉するエンジニア自身の得意領域を確認して打ち合わせ時にアピールできるようシミュレーションし、実際の打ち合わせに備える常駐先との打ち合わせ時に営業担当者はあえて会話に入らず、司会進行役に徹するよう心掛けている。そうすることでエンジニアが主役になれるようにする打ち合わせの空気に飲まれないよう、エンジニアには定期的に業務やスキルを自己分析させ、自分の言葉で話せるように準備しておく業務以外の質問内容(残業時間や規制事項、職場の雰囲気など)を事前に洗い出し、エンジニアからではなく営業担当者から問い掛けるにようしている打ち合わせ時には、エンジニアに必要以外のことを言わないよう徹底させているコミュニケーションツールを活用して自社内とリアルタイムに情報共有し、フォローアップとしてどのような過去事例があるかを確認できるようにしている打ち合わせが終わってからクライアント担当者にそのまま率直な意見を教えてもらえるようにしている。営業担当者としても感じたことを嘘偽りなく伝えるように心掛けているテレビ会議などを使って事前打ち合わせを行い、対面時に少しでも距離が縮まるようにしているその他にも、対象のエンジニアが厳しいという判断となったときのことを考慮し、代替のエンジニアをすぐに紹介できるように準備しておくなどの意見もありました。ただ人材不足と言われる昨今では、代替エンジニアを準備するのはなかなか難しい部分もあるので、前述の通り、ある程度を許容してもらうべきという声も出ていました。時代に流れなのか、コミュニケーションツールを活用した現場とのリアルタイムな状況把握は画期的ですが、まだなかなか実践している企業は少ない様子でした。ただ、こうしたデータを蓄積していくことで、人工知能(AI)を用いた自動判別の仕組みも出てくるのではないかと議論が盛り上がりました。必ずしも良い打ち合わせになるわけではない中で、どれだけ事前準備が大切かという点を再認識できたのではないでしょうか。

2019-02-26 09:30
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エンジニアの労務管理

自社の従業員はもちろんのこと、パートナー企業の従業員やフリーランスエンジニアの勤怠管理や稼働対策について、企業の方針はどのように設けられているのか、営業担当者として心掛けていることはあるかなどを議論しました。さまざまな意見が出ましたが、主だったものをまとめると次のようになります。持病(花粉症なども含めて)は事前にクライアント企業へ伝えておき理解を求めておく採用時に事前面談を行い、あまり干渉されたくない人や信頼関係が築けないと感じる人については、採用しない方針を立てている(パートナー企業の社員に対しても同じ対応)万一のトラブル対策として、パートナー企業の社員でも緊急連絡先を知らせておいてもらう勤怠不良が続くようなら評価に反映されることを本人に伝え、改善指導と管理を徹底する勤務面で何かしらの問題がある際は、パートナー企業の社員であっても必ず本人に会って直接聞き込む。改善が難しいようであれば早い段階で代替の要員を模索する一定期間において勤怠面がしっかりとしていれば昇給するなど、未然防止策を備える稼働内容を毎週チェックして問題点を早期発見することで、クライアント企業から意見やクレームをもらう前に対処する(営業的にはその分の工数がかかってしまう)営業職である限り、フットワークを意識してエンジニアの管理を徹底することで印象付けを重視し、細かい事柄や悩みなどを常に相談されるよう心掛ける出退勤の時間を常時確認して管理を徹底。長時間の稼働傾向などを分析しておく休日を一緒に過ごす(レクリエーションやイベントなどを企画)など、悩みを打ち明けてもらいやすい関係性を築くよう意識するその他にも、「当事者から正直に話してもらえるとは限らない」という意見もあり、営業担当者の代わりに現場のエンジニアに聞き込みをしてもらうという提案がありました。皆さん、いろいろと工夫をして、より良い環境作りを心掛けているのだという印象を受けました。

2018-11-08 09:30
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エンジニア常駐先の決定方法を考える

エンジニア本人の希望と会社の思惑に相違があるなど、企業戦略と個人見解で食い違いは発生するのが本音です。各社どのように対応しているのでしょうか。「会社のビジョンと個人のビジョンが一致しているか」「企業の中長期目標や経営方針が明示されているか」などが挙げられます。本人の希望はヒアリングするが、最終的には会社優先でプロジェクトにアサイン 最終的には会社方針に合わせるという意見が多かったです。「会社の意向に沿ったエンジニアを採用している」「全社ミーティングでビジョンを共有している」という企業も複数ありました。結局は代表者の意向(社長決済)が強く働くという、中小企業でよく聞く意見も出ました。早期確定したプロジェクトにアサイン システムエンジニアリングサービス(SES)のプロジェクトでは、さまざまな理由から途中でプロジェクトが終了するケースも珍しくありません。急いで次のプロジェクトを探さないと、エンジニアの手が空いてしまうこともあります。そうした際は、早期確定したプロジェクトを優先することがあります。営業がエンジニアに技術動向を説明し常駐先を決定 少数ですがこんな意見もありました。エンジニアはプロジェクトにアサインされると忙しくなり、最新技術に触れたり情報交換をしたりする機会が少なくなってしまいます。それを営業側でフォローし、次のプロジェクトで新しい技術に触れられるように支援することもあるようです。既存/新規顧客へのアプローチを考慮し常駐先を決定 まさに営業という意見ですが、エンジニア自身の良いところを第三者目線で会話できるのも、この業界の営業職の強みでしょう。既存顧客はもちろんですが、新規顧客へのアプローチでは、特に自社エンジニアのアピール活動が必須となります。新たに取引を開始するには、自社エンジニアの力を借りないといけないのも事実。普段からエンジニアとコミュニケーションを図り、新規顧客を開拓するときには、タイミングを合わせたアサインが必須になるのえではないでしょうか。その他にも、エンジニア本人から常駐先を変えてほしいというリクエストがあった場合はどうしているという質問が出ました。その理由にもよりますが、ガイドラインをエンジニアとの間で事前に取り交わしておくという意見がありました。

2018-08-10 09:49
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エンジニアが用いるべきマナーについて

そもそも社会人として、勤怠、挨拶/礼儀など、エンジニアとして自信が業務対応しているのに関わらず、当事者意識が低い方もいる場合もあり、またメンタル面のフォローも必要で、常駐現場を最適化しなければならない、全体最適化ができているかなど、色々と以前より会員の仲で話は出ていました。勤怠不良がイメージとして多い社会人としてあたりまえのことなのですが、エンジニアの勤怠不良が目立つと各社から一番多かった意見でした。意識改革のために、迷惑を誰にかけるかを明確に細かく説明している、皆勤賞制度を設けるなど、各企業で対応はしているみたいですが、対応業務を実施していく以前の問題ではないでしょうか。帰属意識について常駐であることが多く、クライアントのオフィス内で対応しているため、だんだんと帰属意識が薄れてしまい、社内行事に顔を出さなくなったり、エンジニア本人のモチベーションが低くなるケースはどうしても出てしまいます。モチベーション持続のために、今後の自信のあるべき姿を営業担当も一緒に悩んだり、現在のプロジェクトの問題点を聞き出して営業として対応できることはないかなども工夫している企業も多かったです。この点についてはマナーというよりは、システムエンジニアリングサービスの永遠のテーマなのかもしれません。問題解決の対応について なかなかエンジニアより、現場での問題の報告がない場合が多く、クライアントから話を聞くケースが発生します。そんな際は、クライアントよりなぜ知らないのかなどと問い詰められることもあります。前者の帰属意識の部分にもつながりますが、フォローアップをする営業担当も対応しているエンジニアとの信頼関係を築いて報連相を密に取るように歩み寄ることも必要です。業務日報/週報の共有など、うまく連携できる方法はないかという意見もありました。事前にエンジニアより問題点を報告してもらい、営業担当と一緒にフォローをすることで改善が見られた事例もあったとの話しもあったので、やはりコミュニケーションロスを無くしていくことが鍵にはなりそうですね。その他では、クライアントとの初めての打ち合わせ時にエンジニア本人が、なんとサンダルで参加したりと少し愚痴のような内容もありました。ビジネスモラルまで細かく言わないため、少しびっくりするような出来事ではあります。また皆さんの中でも少し多く意見として出ていたのが、半強制的に会うようにして色々と会話をしてコミュニケーションを常に取るなどの対策が必要であるという内容でした。業界的には工夫というよりは、トラブルの未然防止策や、営業戦略の一環としてもこの点は重要なのではないでしょうか。少し観点を変えて、既婚者の方は守るべきものがあり、信頼できる人が多いイメージという意見や、挨拶を日頃よりしっかりするエンジニアは、求められるスキルが不足していたとしても人間性で評価が高くなるなども出ていました。今回の議題で、すぐにマナーとして改革できるような内容ではないかもしれませんが、少しでも現場で活躍するエンジニアをフォローアップし、クライアントとの関係性を良好にしてビジネスの幅を拡げていくには、営業担当各自がエンジニア視点でマナーを考えてフォロー対応していくのは、非常に重要だと改めて考える機会になっているのだと感じます。

2018-06-07 09:30
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外国籍エンジニアを扱う際の注意点

「VISAはいつごろ、どの種類をどのように取得したら法的に問題ないのか?」「雇用保険などは外国籍であっても加入しなければいけないのか」といった声がありますが、実際はどうでしょう。グループでディスカッションを実施しました。雇用する際に、どのようにしたらいいのかという話が挙がっていました。まずは、3カ月の短期VISAを取る(2週間ほどで対応が可能) →理由は、長期VISAは1か月かかるため(1年、3年、5年と定められている) →国別でVISAの発行期間が違うという深堀りもありました →必ず正社員として雇用すること →滞在実績があるかを確認する →永住権については、日本に10年以上滞在することが条件である雇用する際、住居まで面倒をみるのかという議論もあり、基本的には企業側で探してあげないと、現在の賃貸契約ではなかなか締結に至らないケースも多くあるという意見がありました。一方で文化的な内容もあるのではとメンバーから話があり、やはり東南アジアや南米の方々は宗教的なお祈りなどの習慣は欠かせなく、業務時間でもケアする必要があるという意見もありました。基本的には差別的な扱いもなく、人材不足を補うために多少の業務中断も仕方がないのかもしれません。中には、その国の教育状況などが表れているのか、多少時間にルーズな方もいるという声もありました。開発品質部分の話題もあります。オフショア開発などで、日本での開発と同じ品質は望めないといった本音も出てきます。日本との価値観の違い、言われた通りに開発すればOKという考え方も多いという話もありました。最後に、外国籍エンジニアを実際の業務に入ってもらう際の注意点として、(当たり前ですが…)就労VISAは必須であるため、VISAの承認がされているかあえて確認する必要があります。またトラブルを避けるため、あらかじめ業務内容や条件を明示化して分かりやすく伝えておくことも必要との意見もありました。(業務詳細・時間規則・条件など)実際の業務では、高稼働であったとしても、外国籍の方は一生懸命対応している方が多いとの意見が出ていました。今後IT業界での人材不足に応えるためには、外国籍エンジニアの必要性も増えていくのではないでしょうか。

2018-02-17 09:34
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長期要員アサイン計画

2カ月、3カ月後の各社のアサイン要員計画(プライム選定、チーム化、玉突きなど)。通常システムエンジニアリングサービスの業務の多くは、契約更新がないと決まってから次の現場を探していく流れであるため、契約終了月の1か月前に更新可否が判断されて、契約終了月に翌月からの現場を探すことが多いです。特に長期で稼働している場合は、更新となるケースも多く、開発現場で次のプロジェクトにそのままスライドし対応し、さらに更新していくのを繰り返すことも多いです。そのくらい貴重なエンジニアは、離れてほしくないという話になることが多いです。営業側が目指すべきところは、この長期アサインだったりします。営業活動もフォローアップのみで済み、工数があまり掛からないで済むからです。そんな中、やはりこのテーマでは、2カ月、3カ月後の各社のアサイン要員計画は「考えられない」という意見もありながらも、エンジニア自身のことを考慮すると、成長につながるポジションや現場なども考慮し、率先して2、3カ月先でも開発現場を変更できるように努力するべきなどの意見もありました。しかしながら、やはりエンジニアが関わっているプロジェクト内容が分からないケースも多く、技術スキルの先読み計画にもっと焦点を当てるべきという話が上がり、盛り上がった内容でもありました。打開策として、体制での対応や現在稼働しているエンジニアの詳細一覧(プロジェクト内容や現契約の終了時期、本人のスキル要望)などを作成し、社内全体で検討できる体制が必要との話が上がりました。実際に実践されている企業もあり、そのような工夫は今後必要不可欠であり、自社とは経路の異なるプロジェクト対応を行っている外部パートナー企業との連携で、エンジニアの技術スキルアップや将来を考慮した時には、解決できる可能性も高いと言えるのではないだろうか。

2017-08-05 09:30

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