SESの営業を普段何気なくやっている方々も多いとは思います。ですが、いざ振り返ってという視点でディスカッションいたしました。このSES業界で想いを持って取り組む人たちも少なくなく、クライアントの為・会社の為・エンジニアの為・自分の為・業界の為・社会の為、それぞれあるのではと昨今は感じることも非常に多いです。 ・関わる方全てを幸せにすること少し大げさでもある内容ではありますが、あながち本当にそうかも知れないと思うのは私だけではないのでは。エンジニアを幸せにする・クライアントを幸せにするのみではなく、それぞれ関わるポジションの方々も含め幸せにできるのではという声も挙がっていました。 ・人の人生に大きく関わる重要ポジション主にエンジニアに対してのところにはなりますが、やはりキャリアや経験・有名なサービスのシステム開発に関わるなど含め、後の人生がどのようになるなど、重要とみているのがやりがいといえるのでしょう。エンジニアの成長を目の当たりにし、やりがいを感じる。エンジニアのキャリアプランへの関わりやキャリアコンサルにも関わっていくことができるなども出ていました。 ・覚えることがたくさんある新鮮さトレンドやモダンな技術、クライアント企業の新サービスなども知れる部分も非常に多いです。自信で調査したりして覚えるということもあるとは思いますが、活動の中で身に付くという事も大きな特徴と言えるでしょうか。・固定概念をもたずにその場に応じた対応をする価値同じ会社の方々、クライアント企業、SESパートナー企業、エンジニアと多岐に渡ってビジネス会話を行うSES営業職。なかなかここまで幅広くビジネス会話を逆にしないといけないのは他業種ではないかもしれません。その為、アドリブでの対応も多く、まさにその場に応じた対応が問われます。そういう意味では固定概念を捨てて、関わる方々の成功の為に、自分自身が対応する価値といっても過言ではないのではと感じます。 ・会社窓口を対応する立場になる対クライアント企業や社会情勢や市況など、いろんなことを知れるポジションであるのと、そういった情報を伝えられる立場でもあるということも。時にはエンジニア部隊への助言、会社成長に対する助言、新しいことへの挑戦を促すなど、窓口で活躍できることでやりがいを感じてる方も多いことでしょう。その他では、やはりエンジニアのキャリアに向き合う部分も多く、エンジニア本人の本当の潜在ニーズを深堀りすることや、スペシャリスト志向の方へは特化させるよう導いていくことなども。営業である限り、売上数字の実績を創るのはもちろんのことで、現在のデジタル人材不足の社会でニーズは拾いやすいのが良いところなどの意見もでていました。コミュニケーションが重要なSES営業であると日々感じており、さらに価値部分も追及していくと人間力が高い方々が本当に増えていく業界にもなるのではないでしょうか
「SES契約締結時の注意点」 (法律など争点となる内容)責任の範囲と気を付けるべき点について どのようなことに気をつけて契約しているかをディスカッションしました! (作業指示の出し方や、範囲、管理方法など)基本契約書・双務契約か片務契約か確認する。・フォーマットを基本的に変えない。 どうしても変える際には覚書で対応する。・損害賠償、上限の金額を設定しない方が良い。 ・案件側と人材側は合わせた方がいいので、落としどころとして「協議の上」 ・瑕疵担保、準委任は作業報告書と記載をしてトラブル回避を行う。・契約解除の通知、甲が一方的な解除にならないよう明記する。・損害賠償の範囲を明確にする。・同業他社からの引き抜きを制限するような文言を記載する。・責任範囲について、請負契約型と履行割合型を明確にする。・基本契約の際には、両社の代表で顔合わせを行い良好な関係を築いておくようにする。色々と意見は出ましたが、一方的なスタンスでは進まない為、いずれにせよ妥協点を見出す協議が必要となるのではないでしょうか。個別契約書・契約期間、精算幅など個別契約書の確認を行う。・作業の指定場所の文言を具体的に入れて、交通費精算の際に分かりやすく明記する。・休憩時間を細かく指定されている場合には記載する。・固定の際は残業の場合、代休の取得について記載をする。・個別契約を優先する、と記載があるところもあるのでしっかり確認する。・18時以降の残業発生時、15分休憩がある場合は条件詳細のタイミングで細かく確認する。・要員の業務範囲を明記する。・振込手数料の支払いについてどちらが負担するかを明記する。・損害賠償の記載を確認する。・勤務時間、現場ごとのルールを記載してあるかチェックする。・準委任契約が分からない現場もあるため、営業も法律知識を身につけておくのが良い。契約の特徴をまとめました。それぞれが異なる重点を置いているようです。どのアプローチが最も適切かは、その組織のニーズやリスクによって異なりますが、全体的に損害賠償の範囲や契約解除の条件が重視されているように見受けられます。
「超効率的な1日のタイムスケジュールとは?」というサブタイトルを付けてハードルを上げましたが、企業や個人の行動指針によっても意見が割れそうな内容です。商談や面談の獲得数や受注金額、受注率など、重要業績評価指標(KPI)はそれぞれ異なることも多く、業界内で議論してみたいというのが今回の趣旨でした。・優先順位を考慮して対応業界内で言われている優先順位は、既存顧客のクレーム・トラブル対応が一番と言われており、営業活動の具体的な商談は二の次という意見で一致しました。やはり実際の契約を優先するのは、他の業界と変わらないのではないでしょうか。・打ち合わせを削ってクライアント企業と会う頻度を増やしトラブルを回避営業職である限りは、クライアント企業と会う頻度を増やすのはもちろんですが、打ち合わせ時間を短くするのは少し違うのではないかという意見もありました。ただ、企業によっては月間の訪問件数を評価指標としているところもあり、クライアント企業への訪問時間を捻出するために打ち合わせ時間を削らざるを得ない状況にあるようです。トラブル回避については、クライアント企業の声を丁寧に吸い上げて、事前に回避策を考案できる点に重きを置いているそうです。前項のクレーム・トラブル対応に通じるものがあります。・月間目標から逆算して行動訪問件数の目安が週間15件、月間60件という企業では、業務の効率化を図るため、クライアント企業への訪問時に次回の打ち合わせもセッティングしてしまうという意見がありました。成約件数のノルマを月間3件としている企業では、商談からの成約率を約20%と算出し、そこから逆算して合理的に営業活動を行っています。・午前/午後で活動パターンを設定午前中はメールの確認と対応、案件やエンジニアの状況確認、クライアント企業への新規提案など。午後は、顧客訪問に専念し、夕方から夜にかけては具体的な商談(エンジニアを含めた)や接待に活用するといったように、1日の行動パターンを切り分けて計画的に作業を進めているという意見もありました。他にもさまざまな話を聞きました。毎朝必ず営業連携についての打ち合わせをしているというものや、忙しいと嘆いている前に行動すべきという厳しい指摘もありました。1日の時間管理は、数字目標の達成を基本としているケースが多いようでした。真面目に取り組んでいれば結果は付いてくるというポジティブな意見もあり、ニーズや需要の高いSES業界では行動が多い方が成果が出るという人もいました。また、一人で業務をため込まず、組織内でバランス良く振り分けや引き継ぎを行うことで、企業としての成長が見込めるのではないだろうかと指摘する声もあり、より本質的な議論ができたのではないかと思います。
SES営業にどうAIを活かすか?AIを活用した業務効率を各企業でどのように行うといいのか、または行っているか、可能性があるかなどをディスカッションいたしました。それぞれのカテゴリで当日にディスカッションいたしました具体的なアプローチをみていきましょう。◆配信メールの振り分けAIによる自動振り分けメール内容を解析して、関連性の高い案件に自動的に振り分けるシステムを導入することで、手動での振り分け作業が減ります。メールの内容を自然言語処理(NLP)で解析し、案件情報を抽出して自動的にマッチングさせることが可能です。◆スキルシートの管理テンプレート化と自動化スキルシートをテンプレート化し、AIを用いて勤務地と通勤時間などの情報を集める手間を省きたい。例えば、求人データベースから自動的に情報を抽出することなどが考えられます。◆スキルシートの精査スキルシートの内容を分析し、スキルの正確性や適合性をチェックするツールを導入したい。これにより、詐称や不正確な情報を早期に発見できますが、現在はまだそのようなツールは出ていないように思います。◆スキルシートの詐称発見スキルシートの内容分析し、詐称や不正確な情報を検出するツール。元のデータベースなどが重要にはなると思いますが、昨今の話題の経験を盛る詐欺などは防ぎたい。◆マッチングAIを用いて、候補者と案件のマッチングを行うシステムは存在してきており、導入することで、より効率のよいマッチングが可能となります。例えば、スキルシートの内容や過去のプロジェクトを基に最適な案件を紹介することもできます。◆顧客開拓AIを使って潜在的な顧客を見つけ出し、アプローチするためのリードジェネレーションツールを導入したい。ソーシャルメディアや業界ニュースを分析して、新しいビジネスチャンスを発見するなどは面白いですよね。◆案件情報作成の自動化案件情報を自動的に作成・更新するシステム。情報管理の手間を省くことができます。実際にトリガーを考慮すると難しいところもありますが、過去のデータを基に新しい案件情報を生成する機能を持たせることも可能かと思います。◆契約書、見積書の自動化ドキュメント自動生成が可能なツールがあると便利です。契約書や見積書を自動で生成・管理するシステムを活用し、文書作成の効率を大幅に向上させることができます。過去の契約書や見積書を元にテンプレートを作成し、自動で更新する機能を持たせることも可能だったりしそうです。◆文章系のリーガルチェックやお詫び文リーガルチェックやお詫び文の自動生成・確認ツールを使用することで、文書の正確性や適切性を確保します。すでにお詫び文などはChatGPTを活用している方々も。◆エビデンスメールと注文書の確認エビデンスメールと注文書に齟齬がないかをAIが自動的にチェックする仕組み。これにより、文書の整合性を保つことも可能となります。◆契約書のリーガルチェック契約書のリーガルチェックをAIが行い、文面の最適化を提案するシステム。これにより、契約書の法的な問題を早期に発見でき、企業単位での考えや方針なども設定が可能となるとより便利になるのでは感じます。◆エンジニアの週報、月報などの集計エンジニアの週報や月報を自動的に集計し、分析結果をアラートとして通知する仕組みがあると便利です。これにより、アラートが上がっていないかを常に確認する手間が省けます。◆新人営業のリファレンス新人営業担当者のリファレンスチェックをAIが行い、適切なフィードバックやアドバイスを提供する内容があると良いのではないでしょうか。
SESで成果を出す営業マンの特徴etcビジネスサロンのテーマとし、ディスカッションいたしました。◆自分の顔を思い出してもらうための行動行動ポイント対面での打ち合わせを意識的に実施 → 顔を覚えてもらいやすく、関係構築が深まるレスポンスの早さを重視 → 信頼を得るための基本行動広い人脈を構築する → 案件やエンジニア紹介など幅広い提案が可能にマインドセットゴール設定を明確化する →「受注」「エンジニアフォロー」「課題解決」など、目的を定めた上で行動する◆連絡面での信頼構築行動ポイント進捗報告を電話で行う → 相手との接触回数を増やし、印象を残す案件内容を正確に把握していることを示す → 「理解している」と感じさせることで信頼を獲得マインドセット頻繁に連絡し、顔を覚えてもらう努力を怠らないLINEやメールの情報に優先順位をつけて対応◆量×質の両面で成果を出す行動ポイント量をこなして経験値を増やす → 初期は質よりも量を重視し、勘所をつかむタスク管理とスケジュール管理を徹底 → 朝など情報が多く飛び交う時間帯を避け、効率的に動くマインドセット自分たちのサービスを深く理解し、適切に提案できるようになる質を高める努力を継続し、行動を改善していく◆コミュニケーション力を磨く行動ポイント即レスポンスを意識 → 即時対応が難しい場合も、いつ対応できるかなど、返信できるタイミングをまずは伝える頼られる人脈を作る → エンジニア、ビジネスパートナー、クライアントそれぞれに信頼される存在を目指すマインドセットうまくいかなくても粘り強く行動し続ける相手の人物像やニーズを事前にリサーチし、丁寧に対応◆トラブル対応力を身につける行動ポイントトラブル時にクイックレスポンス → 初動を早くすることで信頼を維持原因分析を行い、次回の対応を改善マインドセット仕事を楽しむことを意識 → 業界を楽しむ方法を見つけることで、モチベーションを維持仕事以外のコミュニケーションも重視 → 飲みニケーションや雑談で関係を深める◆SES営業で成功するための総合的なマインドセット粘り強く行動を続けるポジティブな姿勢を維持し、前向きな発言を心がける自分なりのポリシーを持つ → 必要なことをしっかりやり、不要なことを抱え込みすぎない◆SES営業の楽しさとは?人と人をつなぐ楽しさ → エンジニア、ビジネスパートナー、クライアントなど多くの人と関わることで信頼関係が築ける課題解決の達成感 → クライアントの課題を解決することで、感謝されるやりがい成功体験の積み重ね → 受注やフォローで成功を積み重ね、自信を持てるようになるSES営業は単に「営業する」だけでなく、「人間関係を築き、課題を解決する」仕事です。失敗も含めた経験を楽しみながら、成長していく姿勢が重要ではないでしょうか。
SES営業にどうAIを活かすか?AIを活用した業務効率を各企業でどのように行うといいのか、または行っているか、可能性があるかなどをディスカッションいたしました。それぞれのカテゴリで当日にディスカッションいたしました具体的なアプローチをみていきましょう。◆配信メールの振り分けAIによる自動振り分けメール内容を解析して、関連性の高い案件に自動的に振り分けるシステムを導入することで、手動での振り分け作業が減ります。メールの内容を自然言語処理(NLP)で解析し、案件情報を抽出して自動的にマッチングさせることが可能です。◆スキルシートの管理テンプレート化と自動化スキルシートをテンプレート化し、AIを用いて勤務地と通勤時間などの情報を集める手間を省きたい。例えば、求人データベースから自動的に情報を抽出することなどが考えられます。◆スキルシートの精査スキルシートの内容を分析し、スキルの正確性や適合性をチェックするツールを導入したい。これにより、詐称や不正確な情報を早期に発見できますが、現在はまだそのようなツールは出ていないように思います。◆スキルシートの詐称発見スキルシートの内容分析し、詐称や不正確な情報を検出するツール。元のデータベースなどが重要にはなると思いますが、昨今の話題の経験を盛る詐欺などは防ぎたい。◆マッチングAIを用いて、候補者と案件のマッチングを行うシステムは存在してきており、導入することで、より効率のよいマッチングが可能となります。例えば、スキルシートの内容や過去のプロジェクトを基に最適な案件を紹介することもできます。◆顧客開拓AIを使って潜在的な顧客を見つけ出し、アプローチするためのリードジェネレーションツールを導入したい。ソーシャルメディアや業界ニュースを分析して、新しいビジネスチャンスを発見するなどは面白いですよね。◆案件情報作成の自動化案件情報を自動的に作成・更新するシステム。情報管理の手間を省くことができます。実際にトリガーを考慮すると難しいところもありますが、過去のデータを基に新しい案件情報を生成する機能を持たせることも可能かと思います。◆契約書、見積書の自動化ドキュメント自動生成が可能なツールがあると便利です。契約書や見積書を自動で生成・管理するシステムを活用し、文書作成の効率を大幅に向上させることができます。過去の契約書や見積書を元にテンプレートを作成し、自動で更新する機能を持たせることも可能だったりしそうです。◆文章系のリーガルチェックやお詫び文リーガルチェックやお詫び文の自動生成・確認ツールを使用することで、文書の正確性や適切性を確保します。すでにお詫び文などはChatGPTを活用している方々も。◆エビデンスメールと注文書の確認エビデンスメールと注文書に齟齬がないかをAIが自動的にチェックする仕組み。これにより、文書の整合性を保つことも可能となります。◆契約書のリーガルチェック契約書のリーガルチェックをAIが行い、文面の最適化を提案するシステム。これにより、契約書の法的な問題を早期に発見でき、企業単位での考えや方針なども設定が可能となるとより便利になるのでは感じます。◆エンジニアの週報、月報などの集計エンジニアの週報や月報を自動的に集計し、分析結果をアラートとして通知する仕組みがあると便利です。これにより、アラートが上がっていないかを常に確認する手間が省けます。◆新人営業のリファレンス新人営業担当者のリファレンスチェックをAIが行い、適切なフィードバックやアドバイスを提供する内容があると良いのではないでしょうか。
営業会議のあり方、やり方、手法(どのタイミングで何を連携しているのか)各企業でどのような営業会議を行っており、参考にできるものはあるかもとの事で、ディスカッションいたしました。まず営業会議の頻度としてはさまざまで、月1回のみという企業もあれば、やはり週1回という企業が多かったです。中には情報共有の為、毎日会議対応を行う企業もありました。たしかに情報が大事な業界だけに情報共有の手段としては良い部分もあるのではないでしょうか。ただ一方で、小規模の企業は連携を重視し会議体は持たず、情報共有を行うのみという声もありました。会議の内容としては-注力案件・エンジニアの共有-トラブル共有-悩み共有会-全体数字と個別数字この辺りが皆さん共通で出ていました。やはり、SESビジネスだからこそ「注力案件・エンジニアの共有」は必須という感じですね。意外にKPIをメインにするという企業は、少なかった気がします。「感情が動いた事を会議で共有する」という内容もあり、1週間の出来事で、自分自身が一番感情が動いた内容の共有を営業メンバー間で行うという企業もあり、チームコミュニケーションがよく進むように工夫をしている企業もありました。よい取り組みだなと感じている方々も多かったと思います。また事前にアジェンダを作成しておくことが重要という声もありました。これにより、会議が効率的に進行し、集中力が続きます。やはり営業の成績や目標達成状況を定期的に報告し、確認することで、メンバーのモチベーションを高めることにも繋がる為、参加企業では必ず取り入れているようでした。
「SES契約締結時の注意点」 (法律など争点となる内容)責任の範囲と気を付けるべき点について どのようなことに気をつけて契約しているかをディスカッションしました! (作業指示の出し方や、範囲、管理方法など)基本契約書・双務契約か片務契約か確認する。・フォーマットを基本的に変えない。 どうしても変える際には覚書で対応する。・損害賠償、上限の金額を設定しない方が良い。 ・案件側と人材側は合わせた方がいいので、落としどころとして「協議の上」 ・瑕疵担保、準委任は作業報告書と記載をしてトラブル回避を行う。・契約解除の通知、甲が一方的な解除にならないよう明記する。・損害賠償の範囲を明確にする。・同業他社からの引き抜きを制限するような文言を記載する。・責任範囲について、請負契約型と履行割合型を明確にする。・基本契約の際には、両社の代表で顔合わせを行い良好な関係を築いておくようにする。色々と意見は出ましたが、一方的なスタンスでは進まない為、いずれにせよ妥協点を見出す協議が必要となるのではないでしょうか。個別契約書・契約期間、精算幅など個別契約書の確認を行う。・作業の指定場所の文言を具体的に入れて、交通費精算の際に分かりやすく明記する。・休憩時間を細かく指定されている場合には記載する。・固定の際は残業の場合、代休の取得について記載をする。・個別契約を優先する、と記載があるところもあるのでしっかり確認する。・18時以降の残業発生時、15分休憩がある場合は条件詳細のタイミングで細かく確認する。・要員の業務範囲を明記する。・振込手数料の支払いについてどちらが負担するかを明記する。・損害賠償の記載を確認する。・勤務時間、現場ごとのルールを記載してあるかチェックする。・準委任契約が分からない現場もあるため、営業も法律知識を身につけておくのが良い。契約の特徴をまとめました。それぞれが異なる重点を置いているようです。どのアプローチが最も適切かは、その組織のニーズやリスクによって異なりますが、全体的に損害賠償の範囲や契約解除の条件が重視されているように見受けられます。
SESの営業を普段何気なくやっている方々も多いとは思います。ですが、いざ振り返ってという視点でディスカッションいたしました。このSES業界で想いを持って取り組む人たちも少なくなく、クライアントの為・会社の為・エンジニアの為・自分の為・業界の為・社会の為、それぞれあるのではと昨今は感じることも非常に多いです。 ・関わる方全てを幸せにすること少し大げさでもある内容ではありますが、あながち本当にそうかも知れないと思うのは私だけではないのでは。エンジニアを幸せにする・クライアントを幸せにするのみではなく、それぞれ関わるポジションの方々も含め幸せにできるのではという声も挙がっていました。 ・人の人生に大きく関わる重要ポジション主にエンジニアに対してのところにはなりますが、やはりキャリアや経験・有名なサービスのシステム開発に関わるなど含め、後の人生がどのようになるなど、重要とみているのがやりがいといえるのでしょう。エンジニアの成長を目の当たりにし、やりがいを感じる。エンジニアのキャリアプランへの関わりやキャリアコンサルにも関わっていくことができるなども出ていました。 ・覚えることがたくさんある新鮮さトレンドやモダンな技術、クライアント企業の新サービスなども知れる部分も非常に多いです。自信で調査したりして覚えるということもあるとは思いますが、活動の中で身に付くという事も大きな特徴と言えるでしょうか。・固定概念をもたずにその場に応じた対応をする価値同じ会社の方々、クライアント企業、SESパートナー企業、エンジニアと多岐に渡ってビジネス会話を行うSES営業職。なかなかここまで幅広くビジネス会話を逆にしないといけないのは他業種ではないかもしれません。その為、アドリブでの対応も多く、まさにその場に応じた対応が問われます。そういう意味では固定概念を捨てて、関わる方々の成功の為に、自分自身が対応する価値といっても過言ではないのではと感じます。 ・会社窓口を対応する立場になる対クライアント企業や社会情勢や市況など、いろんなことを知れるポジションであるのと、そういった情報を伝えられる立場でもあるということも。時にはエンジニア部隊への助言、会社成長に対する助言、新しいことへの挑戦を促すなど、窓口で活躍できることでやりがいを感じてる方も多いことでしょう。その他では、やはりエンジニアのキャリアに向き合う部分も多く、エンジニア本人の本当の潜在ニーズを深堀りすることや、スペシャリスト志向の方へは特化させるよう導いていくことなども。営業である限り、売上数字の実績を創るのはもちろんのことで、現在のデジタル人材不足の社会でニーズは拾いやすいのが良いところなどの意見もでていました。コミュニケーションが重要なSES営業であると日々感じており、さらに価値部分も追及していくと人間力が高い方々が本当に増えていく業界にもなるのではないでしょうか
「超効率的な1日のタイムスケジュールとは?」というサブタイトルを付けてハードルを上げましたが、企業や個人の行動指針によっても意見が割れそうな内容です。商談や面談の獲得数や受注金額、受注率など、重要業績評価指標(KPI)はそれぞれ異なることも多く、業界内で議論してみたいというのが今回の趣旨でした。・優先順位を考慮して対応業界内で言われている優先順位は、既存顧客のクレーム・トラブル対応が一番と言われており、営業活動の具体的な商談は二の次という意見で一致しました。やはり実際の契約を優先するのは、他の業界と変わらないのではないでしょうか。・打ち合わせを削ってクライアント企業と会う頻度を増やしトラブルを回避営業職である限りは、クライアント企業と会う頻度を増やすのはもちろんですが、打ち合わせ時間を短くするのは少し違うのではないかという意見もありました。ただ、企業によっては月間の訪問件数を評価指標としているところもあり、クライアント企業への訪問時間を捻出するために打ち合わせ時間を削らざるを得ない状況にあるようです。トラブル回避については、クライアント企業の声を丁寧に吸い上げて、事前に回避策を考案できる点に重きを置いているそうです。前項のクレーム・トラブル対応に通じるものがあります。・月間目標から逆算して行動訪問件数の目安が週間15件、月間60件という企業では、業務の効率化を図るため、クライアント企業への訪問時に次回の打ち合わせもセッティングしてしまうという意見がありました。成約件数のノルマを月間3件としている企業では、商談からの成約率を約20%と算出し、そこから逆算して合理的に営業活動を行っています。・午前/午後で活動パターンを設定午前中はメールの確認と対応、案件やエンジニアの状況確認、クライアント企業への新規提案など。午後は、顧客訪問に専念し、夕方から夜にかけては具体的な商談(エンジニアを含めた)や接待に活用するといったように、1日の行動パターンを切り分けて計画的に作業を進めているという意見もありました。他にもさまざまな話を聞きました。毎朝必ず営業連携についての打ち合わせをしているというものや、忙しいと嘆いている前に行動すべきという厳しい指摘もありました。1日の時間管理は、数字目標の達成を基本としているケースが多いようでした。真面目に取り組んでいれば結果は付いてくるというポジティブな意見もあり、ニーズや需要の高いSES業界では行動が多い方が成果が出るという人もいました。また、一人で業務をため込まず、組織内でバランス良く振り分けや引き継ぎを行うことで、企業としての成長が見込めるのではないだろうかと指摘する声もあり、より本質的な議論ができたのではないかと思います。
具体的にはどのようなことに取り組んでいるのでしょうか。運営メンバーでは、セミナーやイベントに参加したり、「TED Conference」などの世界的な講演会を動画で閲覧したり、自己啓発本を熟読したりといった具合です。今回もグループに分かれ、それぞれで吟味した内容を発表するという形を取りました。そこから出てきた発言やアイデアをまとめると次のようになりました。自己啓発施策自己啓発本を読むノウハウ系ウェブサイトを読むIT系の新聞を読む(語彙力の向上)顧客企業やトレンドに関する特集記事などを見るように心掛ける最新のデザインサイトを見る技術ブログを見る時間マネジメントを意識する目標を必ず立て意識するメルマガを徹底的に読むやはり何かを読む、見るという取り組みが多く出ました。システムエンジニアリングサービス(SES)の営業ノウハウに関するウェブサイトが存在することを知るきっかけになりました。古いシステムインテグレーター(SIer)体質がまだまだ根強い業界ですが、UI/UXデザインなどを追求する声などもあり、個人的にはスタイリッシュな業界へと変化する可能性も見えた内容となりました。行動施策セミナーに参加する(営業力向上、技術勉強会など)ITスクールに通うIT関連の資格を取得する(ITパスポート、JSTQB〔ソフトウェアテスト技術者資格認定〕など)IT関連の人と会話する機会を多くする優秀な営業担当者のまねをする上司や先輩にアドバイスを仰ぐ(他社で好意にしている人にも)プライベートで知り合った人でもビジネスチャンスを探る月1回は必ず交流会に参加する疑問点はエンジニアに聞く営業と経理を兼務することで会社の経営まで連動させる幅広い世代と会話をする情報交換する企業をリストアップし、定期的に訪問する業界特有の意見もいろいろと出ました。営業でも技術が分かるよう、資格を取得したりセミナーやスクールに通ったりという勤勉な人もいました。営業担当者が中心の勉強会ということもあり、全体的な活動的な行動施策が多かったです。さまざまな会話からビジネスに発展する可能性があるのも、ITならではかもしれません。
幹事メンバーとの打ち合わせの会話中に出てきたこの内容ですが、○○さんみたいな人じゃない?など(残念ながら私ではありませんでしたが……)から、こんなことをやっているなど、参考になることもあるかもしれないという事で、議題にしました。色々と挙がりましたが、やはりスピード対応の部分が多かった印象です。レスポンスが速い必ず期限を決めて回答するエンジニアの書類を見て、案件に合うかをその場で判断する などです。 ほかにも、「できる人」という目線での話も挙がっており、クロージング能力社内共有・社内状況(自身以外が関わっていることも)ヒアリング能力や技術知識No回答を行わず、できる方法を提案する などの提案力など、なかなかレベルの高い内容でした。 あとは気遣いという部分でも意見があり、エンジニアの目線になって考える事ができるエンジニアのスキルアップにつながるお客様を探す顔合わせ時の注意事項や予行練習の実施個人の繋がりを大切にし、関係性や信頼を構築すること など挙がっています。 一方で悪い例の意見もあり、細かく内容を一生懸命に聞く分、時間を取らせてしまう不快な気分にさせてしまったりしてしまうエンジニアを紹介する前にお客様の要件について質問だけ行い、その後は何も連絡がない などが出ていました。確かに持ちつ持たれつの仲で、会話は多く発生しますが、生産性や焦点が合わない内容などは当たり前ですが、悪い印象を与えてしまいますね。改めて、一社会人として信頼関係の構築にも必ず係る部分なので、ホスピタリティを含めて相手を思いやる最低限の気持ちは持ってほしいものですね。参加後は、皆さんが優秀になれるような議題内容となったのではないでしょうか。
担当が変わったにも関わらず挨拶なし、自社の状況など、引き継ぎを退職外の場合で行う事があるかetc属人化している部分が多いという意見が多くありました。退職理由によっては、スムーズに引き継げないケースもあり、根本的に対応が難しいということもあるだろうと話がありながらも、企業としては取引先や関係者へ迷惑にならないように努めるのが当然という意見もありました。退職時のルールが定められていない企業も多く、業界的に関わる企業や担当者も多く存在することから、ルールを定めるにはなかなか厳しい現状もありそうです。もちろん、退職時の書類などは定めているところもありましたが、退職する社員には時間を掛けないという意識を持つ企業もあり、退職という必ずしも良いとは言えない話に焦点が当たった印象でした。ビジネスで考えると、契約があるとないとで極端ではあり、契約がある企業への引継ぎは必ず対面での実施を徹底しているという意見が多かったです。一方で契約がなく、やり取りのみ行っている企業への引き継ぎは、多くはメールや電話などで済ませてしまい、その後は引き継いだ担当者次第という流れが業界特有なのかもしれません。この業界では、独立する人、小規模企業も多く、属人化されているケースが非常に多いため、業界ならではの一定のルール化や、マナーの確立は必要なのかもしれないと感じた議論でした。
あるメンバーから「社内では営業の立場が弱く、エンジニアメンバーが実際に権限を握っていることが多いので、クライアント先へも含めてどのようなバリューを出しているか聞いてみたい」ということから、この内容がテーマになりました。確かに、システムエンジニアリングサービスとして、自社エンジニアメンバーがクライアント先へ常駐しており、クライアント先に常駐しているからこそ業務以外にも、深く関わることも多く発生します。そんな中で営業として、何をするべきか。増員メンバー計画のヒアリングなど、常駐しているエンジニアメンバーが聞いてくる場合もあります。またクライアント先へは自社メンバーではなく、パートナー企業のエンジニアが常駐している場合もあり、自社として営業としてバリューは必要となります。各営業単位、各会社単位で、それぞれの営業価値観、企業価値観、ブランディングや方針などを中心に情報交換、話し合いました。まず、企業としての営業バリューについて「代表者の生い立ち、エンジニア出身・営業出身で異なるのではないか」「特色付けとして、システムエンジニアリングサービスの単なる企業ではなく、セキュリティに特化しているなど技術カテゴリの見出しが必要」など、意見がありました。代表者の生い立ちとして、エンジニア出身でご自身がクライアント先へ常駐を過去にしていた場合などで、そのまま立ち上げた企業ですと、たしかに営業の重要性などを含めて感じられない部分も多いのではないでしょうか。一方で、自分で営業できないからこそ価値が分かるという意見もありました。企業としての技術カテゴリなどで特色を出すことについては、昨今はIT系企業も多いため、やはりオンリーワン企業を目指すことが必然であり、その中で確固たるアピールができることを目標にしなければならないという声もありました。あと、皆さんの凄く感心があるバリューとして、当たり前ではあるかも知れませんが、「トラブル対応などは解決に向けて徹底して行う(トラブルシューティングの質を上げる)」という意見でした。実はこれは経験がものを言うところもあるのですが、企業の財産だと思って、真摯に優先して迅速に対応し解決することで、結果、他社よりもバリューを出すことができるのではないでしょうか。また、「常駐先のフォロー体制:チーム化の場合はリーダーが営業的視点を設けて対応する」などが企業として重要なバリューという意見も上がりました。各常駐先稼働メンバーにつき月2回の面談を実施し、フォローを万全にし(現場で起きていることがいち早く解る活動に専念)、前回の分科会でもテーマとして上がった、2~3か月後に稼働が可能となるエンジニアのスキルシートなどを持たせ、企業としてチーム体制を図れるよう、リーダーが営業活動を行えるように対応しているなどの実例もありました。では個人としては、どうでしょうか。クライアントに向けてという観点では、「ゼロ回答はなし、自社で対応できない内容も相談を受け、他社含めてトータル的にセールス活動することを心掛ける」「常にクライアント窓口になる(いつでも連絡が取れる、対応の質)」などの意見がありました。