担当が変わったにも関わらず挨拶なし、自社の状況など、引き継ぎを退職外の場合で行う事があるかetc
属人化している部分が多いという意見が多くありました。退職理由によっては、スムーズに引き継げないケースもあり、根本的に対応が難しいということもあるだろうと話がありながらも、企業としては取引先や関係者へ迷惑にならないように努めるのが当然という意見もありました。
退職時のルールが定められていない企業も多く、業界的に関わる企業や担当者も多く存在することから、ルールを定めるにはなかなか厳しい現状もありそうです。
もちろん、退職時の書類などは定めているところもありましたが、退職する社員には時間を掛けないという意識を持つ企業もあり、退職という必ずしも良いとは言えない話に焦点が当たった印象でした。
ビジネスで考えると、契約があるとないとで極端ではあり、契約がある企業への引継ぎは必ず対面での実施を徹底しているという意見が多かったです。一方で契約がなく、やり取りのみ行っている企業への引き継ぎは、多くはメールや電話などで済ませてしまい、その後は引き継いだ担当者次第という流れが業界特有なのかもしれません。
この業界では、独立する人、小規模企業も多く、属人化されているケースが非常に多いため、業界ならではの一定のルール化や、マナーの確立は必要なのかもしれないと感じた議論でした。