現場も営業もパートナーも含め、“エンジニアという人的資本”を最大化するには
情報の見せ方 × 技術理解 × 人間理解 × 成長支援
この4軸をいずれも欠かさないことが明確になったと言えるのではないでしょうか。
・スキルだけでなく、**人物面・行動特性・役割経験(炎上対応、リーダー補佐など)**を積極的に記載する。
・サマリーの厚みが“営業の勝率”に直結。
・パートナー/フリーランスは特に勤怠・エピソード・実際の人柄を明文化することが信頼に繋がる。
→ 「スキルだけ書く時代」は終わり。“エンジニアの物語”を構築して伝えることが武器になる。
・スキルシート作成のためだけのヒアリングは不十分。
・営業が技術トレンドを理解し、
そのエンジニアの潜在的な価値を掘り起こす存在になることが必須。
・「なぜこの案件に提案したか」を論理的に言語化し、
エンジニアに腹落ちさせられる営業は強い。
→ 営業力=技術理解力 × 人間理解力。
・結論から話す
・案件内容を事前に共有
・「言われたから来ました」感を絶対に出さない
・資格取得・学習意欲なども積極開示
・マナー/コミュニケーションの質を高める教育
・テックブログなどアウトプット文化を育てる
・面談前説明を丁寧に
→ 人として信頼されることがエンジニア価値の“半分以上”を決める。
・できない部分を隠すのではなく、
対策セットで誠実に伝えることが信頼構築の基本。
・現場もエンジニアも“人”。
情報の透明性が案件化率や定着の高さに繋がる。
→ 「正直 × 対策」=最強の信頼構築フォーマット。
・コミュニケーション向上の場(10名単位で)
・技術発表や動画発信(YouTube連携)
・資格取得奨励、勉強会
・人前で話す経験 → 隠れた潜在価値の発掘
・メンターの配置、結束力の向上
・新しい人を巻き込む仕組み化
→ 制度を作るだけではダメ。“参加させる導線”が必要。
・営業が採ったエンジニアを“一生面倒を見る”覚悟。
・パッションのある営業は、
提案の説得力も、現場フォローの質も圧倒的に高い。
→ 「アサインで終わり」ではなく、共に育て、共に未来を創るスタンスが人的資本経営。
エンジニアの“価値”は、技術だけでなく、対話、誠実さ、物語、成長意欲で決まる。
そしてその価値を見つけて、磨いて、世界に伝えるのは、営業・会社・仲間の役割である。