エンジニア市場の市況感とそのキャッチアップ方法

2026-05-27 09:22

2026年5月20日に開催されたビジネスサロンのディスカッション内容を共有いたします。

・技術スキルとしてどんなニーズ、トレンドがあるのか?

・お客様から求められるニーズとのギャップについて

・営業として市況感をどうキャッチしているのか?

かなりリアルな市況感が出ていて、非常に良いディスカッションとなりました。

全体を俯瞰すると、各班に共通していた論点は大きく5つあるように感じます。

 

「単体スキル」ではなく“組み合わせ”の時代へ

各班共通で出ていたのが、

生成AI × セキュリティ

AI × 業務改善

Vue.js + α

Salesforce + 他技術

インフラ × 改善提案

など、“単一技術だけ”では評価されづらくなっているという点です。

特に現在は、「何ができるか」より「それを使って何を改善できるか」が重視されるフェーズに入っている印象があります。

AIは“技術”より“活用力”へシフト

非常に印象的だったのが、

AI経験の有無

AIを業務改善へ落とし込めるか

AI成果物をレビューできるか

という議論です。

単純な「ChatGPT使えます」ではなく、業務理解・リスク理解・精査能力・提案力まで含めて、“AIを扱える人材”として見られ始めています。

「コミュニケーション力」の重要性はむしろ上がっている

AI時代になったことで逆に、「顧客理解」「背景理解」「要件整理」「説明能力」「現場調整」といった“人間側の能力”の価値が上がっています。

技術だけでは差別化しづらくなり、”この人と働きたい”がより重要になっている市況感があります。

リモート希望 vs 現場ニーズ のギャップ

これは今かなりリアルな話題であると共通で声が挙がってました!

顧客側は「空気感を合わせたい」「育成したい」「コミュニケーション頻度を高めたい」という理由で、常駐・ハイブリッド回帰が増えています。

一方エンジニア側は、「フルリモート希望」「通勤負荷回避」「自由度重視」が強い。

この“働き方ミスマッチ”は、今後さらに営業・組織設計側の重要テーマになりそうです。

「市場をどうキャッチアップするか」の解像度が重要

「SES配信メールが届いた時点で既知情報」という視点はかなり本質的ですね。

今後は、募集背景・なぜその要件なのか・どの部門課題なのか・予算タイミング・AI導入の温度感まで拾える営業・組織が強くなると思います。

つまり、“案件情報”ではなく、“顧客課題”を取れるか。ここが重要になってきています。

まとめ

今後さらに起きそうな流れを考慮すると、今回の議論内容から見ると、今後は特に以下が加速しそうです。

「AIを前提にしたレビュー人材需要」「“技術+業務理解”人材の価値向上」「若手AI経験者の単価上昇」「ベテラン層の再学習需要」「マルチスキル化」「提案型インフラ人材需要」「教育できる企業」が強くなる流れではないでしょうか。

一言でまとめるなら「技術を持つ人」ではなく、“技術を使って価値を出せる人”が求められる時代への移行という空気感だったように感じます。

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